アプリをインストールして利用したいサービスの手続きをするだけで、ショッピングができる「BANKIT」。
「後払いサービスがあるって聞いたけど、審査なしで利用できるの?」
「どんなお店でも利用できるの?」
後払い決済は便利だけど、審査が厳しくて利用できなければアプリをダウンロードする意味がありませんよね。
今回はBANKIT(おたすけチャージ・おたすけチャージ+)の特徴や審査などについて、詳しくお伝えします。
BANKITとは
BANKIT(バンキット)は、株式会社アイプラスが運営するアプリ型Visaプレイペイドカードです。
2024年3月下旬に、リアルカードの新規発行が終了。すでにリアルカードを保有している人のみ、今後も、リアルカードの利用やカード再発行、有効期限更新のサービスを利用できます。
基本的にアプリにお金をチャージして利用しますが、「おたすけチャージ」というサービスを利用すると、手元にお金がなくてもウォレットにチャージできます。
また、「おたすけチャージ+(プラス)」というサービスを活用すると、チャージした金額を後払いで支払えます。
おたすけチャージ+(プラス)は、買い物時に利用できる「おたすけチャージ+(ショッピング)」と、ATMで現金を出金できる「おたすけチャージ+(キャッシング)」の2パターンが選べます。
BANKITの支払い方法と流れ
BANKITの支払い方法は、次のいずれかでおこなえます。
・セブン銀行ATMチャージ
・銀行振込チャージ
・クレジットカードチャージ
・おたすけチャージ
・おたすけチャージ+
支払い方法のうち、後払いできるのは「おたすけチャージ」と「おたすけチャージ+」の2つです。
おたすけチャージの支払い方法
おたすけチャージを利用するには、事前に本人確認とBANKITの利用状況などから審査をおこないます。
審査に通過できたら、1回につき3,000円、または6,000円のいずれかを選んでチャージします。
チャージ後は、希望する精算日を選ぶのですが、チャージした翌日から翌月末まで選べるので、給料日などに合わせた選択ができます。
利用した金額は、希望した精算日に引落や手動によりおこないます。
精算の流れは次の手順を参考にしてください。
①メインWalletへ精算額以上をチャージ
(セブン銀行ATMから現金でチャージ/銀行振込でチャージ)
②精算日に自動精算しているか確認
おたすけチャージを利用する際、都合に合わせて精算日を決定しましたが、お金にゆとりがあるなら希望日よりも前に支払うことも可能です。
後払いを利用すると、一度にまとまった金額を請求されるので、支払いに困る場合があります。
万が一に備えて、返済できる状況であれば、前もって決済を済ませておいた方が安心ですよ。
おたすけチャージ+の支払い方法
おたすけチャージ+は、チャージした金額を後払いで返済できるサービスです。
おたすけチャージとサービスが似ていますが、プラスの方はクレジットカードのように「ショッピング/キャッシング」の2つの利用ができるのが特徴的です。
また、分割払いのショッピングとキャッシングを利用する場合、手数料が発生します。
いずれも利用するには本人確認の登録と専用クレジットカードの契約が必要です。
利用方法については、次の手順を参考にしてくだい。
①BANKITアプリを開く
②フッターメニュー「おたすけ+」をタップ
③画面下部の「申し込む」をタップ
申し込みが完了したら、おたすけチャージ+を利用する手続きをおこないます。
①BANKITアプリ内「チャージ」または「おたすけ+」をタップ
②「おたすけチャージ+(ショッピング)」を選択
③内容の同意の上「利用する」をタップ
④利用金額や支払回数を選択
⑤申込内容を確認後→手続き完了
キャッシングを利用する場合は、②の部分で「おたすけチャージ+(キャッシング)」を選びましょう。
おたすけチャージ+の返済日は、毎月27日です。土日祝日の場合、翌営業日に申込時に指定した口座から引落しされます。
BANKITの審査基準と審査時間
BANKITにチャージして利用するのであれば、審査は必要ありません。
おたすけチャージやおたすけチャージ+を利用するのであれば、後払いチャージという方法でサービスを利用するので、審査が必要です。
審査基準は公式に公開していませんが、信用情報機関へ照会をせず、自社内での審査を行っています。
そのため、クレジットカードやキャッシング・カードローンのような厳しい審査ではありません。
とはいえ、おたすけチャージ+は限度額が高いので、おたすけチャージの申し込みに比べると審査基準は厳しいです。
また、おたすけチャージ+はクレジットカードの申し込みも同時に行うので、場合によって落ちる人もいるでしょう。
審査基準は公表していないものの、審査に落ちる人にはある共通した原因があります。
・BANKITの利用実績が少ない
・後払いアプリや後払い決済サービスで延滞や滞納した過去がある
・信用情報機関でブラックリストになっている
・申込内容を偽って申請した など
BANKITの後払いサービス「おたすけチャージ/おたすけチャージ+」は、チャージによるBANKITを利用した人でなければ申し込みできません。
申し込みができたとしても、今までBANKITの利用回数が低いと、利用実績が悪いという理由によって審査に落ちる可能性が高いです。
また、個人信用情報機関の照会をせず審査をするとお伝えしましたが、クレジットカードを同時に申込むおたすけチャージ+は与信審査をおこないます。
過去に延滞や滞納をした経験がある人は、厳しい審査結果になるでしょう。
審査結果は個人差があるので、審査に落ちやすい共通点に当てはまっていても、審査に通過できる可能性もあります。
BANKITを利用する注意点
BANKITを利用する前に、注意点を確認しておきましょう。
・BANKITは現金化を全面的に禁止
・Visa加盟店でもサブスクの利用はできない
最近増えている、クレジットカード現金化。BANKITはアプリ型Visaプリペイドカードなので、方法によっては現金化ができます。
BANKITは、プリペイドカード決済を活用した現金化はもちろん、換金率の高い商品の購入や高額な利用を何度もおこなうと、カードの利用停止や強制退会といったペナルティ処分を行っています。
換金性の高い商品とは、主に貴金属や商品券などが含まれていますが、中には人気の高いゲーム機本体や家電なども含まれています。
1つならまだしも、何個も同じ商品を購入するのは不自然なので、絶対に現金化を目的とした利用は辞めましょう。
また、BANKITはスマホやインターネットの通信料、保険料などの月々払いの利用ができません。
後払い決済ができるおたすけチャージは便利ですが、利用方法によっては取引できないので気をつけてくださいね。
BANKITが使えるお店
BANKITが使えるお店は、次の場所です。
・BANKITは現金化を全面的に禁止
・Visa加盟店でもサブスクの利用はできない
BANKITは非接触型決済が利用できるので、全国さまざまなお店で利用できます。
設定方法はiPhoneとAndroidで違いますが、どちらもBANKITアプリから設定可能です。
いずでも、お店でBANKITを利用する場合は、専用端末にスマホをかざすだけで決済できます。
利用時はBANKITチャージ残高に気をつけてショッピングをしてくださいね。
BANKITによくある疑問
BANKITを利用するにあたって、気になる疑問をまとめました。
BANKITを利用するのに年齢制限はない?
BANKITは、日本に在住する満13歳以上であれば、誰でも利用できます。
ただし、BANKITが指定する端末やOS以外を利用している人や、未成年で親権者の同意を得られない人は利用できません。
ネットショッピングでBANKITは利用できる?
BANKITはアプリ型Visaプリペイドカードですが、ネット通販やサービスでの利用も可能です。
リアルカードがなくても、バーチャルカードとしてネットショッピングの決済時に活用できます。
オンラインショッピング決済時、カード名義は「カード表面の【BANKIT MEMBER】を入力」します。
有効期限は西暦表示で、クレジットカードと同様の見方をします。
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