PayPayユーザーなら一度はアプリ内で見たことがある人も多い「Paypayあと払い」。
「クレジットカードと何が違うの?」
「誰でもサービスを利用できる?」
など、利用する前に気になることってありませんか?
今回は、PayPay後払いの特徴や利用するまでの流れなどを詳しくお伝えします。
Paypayあと払いとは
PayPayあと払いは、PayPay株式会社が提供する後払い決済サービスです。
2023年8月1日から、Paypayあと払いの表記名が「クレジット」変更されました。サービス名は変わりましたが、内容は以前と変わりません。
特徴は、今月利用した金額を翌月にまとめて支払えることです。もちろん、PayPay残高にチャージをしなくても、「クレジット(旧PayPayあと払い)」なら支払いは翌月になります。
PayPayの支払い方法は2種類!
PayPayの支払い方法は大きく分けると「PayPay残高」と「登録したクレジット(PayPay後払い)/PayPayカード」の2種類あります。
さらに細かくいえば、3種類に分けられます。
・PayPay残高
・クレジット(PayPayあと払い)
・PayPayカード
それぞれの違いを、わかりやすく表にまとめました。
PayPay残高払い | クレジット(PayPayあと払い) | PayPayカード | |
使用方法 | アプリ | アプリ | ・アプリ ・リアルカード |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
チャージ | 必要あり | 必要なし | 必要なし |
上限金額 | 50万円/過去24時間 200万円/過去30日間 | 50万円/過去24時間 200万円/過去30日間 ※本人未確認の場合は、10万円まで | 2万円/過去24時間 5万円/過去30日間 ※本人認証サービス(3Dセキュア)設定前は5千円 |
支払い方法 | 事前チャージ | 後払い ※月末締め翌日27日払い | 後払い後払い ※月末締め翌日27日払い |
支払い手数料 | 0円 | 0円 ※一回払い | 0円 ※一回払い |
ポイント付与 | 最大1.0% | 最大1.5% | 最大1.5% |
3種類の支払い方法は似ているように見えて、実際はチャージの必要性や支払日、利用限度額などに違いがあります。
Paypayあと払いの支払い方法
PayPayあと払い(現:クレジット)の支払い方法は、口座引き落としのみです。
利用するには、PayPayカードが必要になり、PayPayカードの請求額は口座引き落としになるので、PayPayあと払いも同様の取り扱いです。
口座引き落としに利用できる金融機関は、ゆうちょ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行など、メガバンクから地方銀行までさまざま対応しています。
とはいえ、全国にあるすべての金融機関が対象ではありません。
現在、対象金融機関を拡大中とのことですが、手元にある銀行で引き落とせるのはいつになるか不明です。
PayPayカードの支払い口座の設定は、オンライン可能の銀行が一番早いです。
PayPayで利用できる銀行を保有していないのであれば、ネットバンキングのPayPay銀行がおすすめ!
・PayPayマネー入金の手数料が何度でも0円
・他金融機関宛て(給与受け取り)の振込手数料月3回まで0円
・ATM手数料が毎月1回0円
・ATM手数料が3万円以上なら何度でも0円
PayPayあと払いを利用するなら、PayPay銀行の口座開設をするメリットが大きいですよ。
Paypayあと払いの支払うまでの流れ
PayPayあと払い(現クレジット)を利用するには、事前に登録・申込みが必要です。
支払い方法の流れは、PayPayカードを持っている・持っていないで変わります。
PayPayカードを持っていない
PayPayカードを持っていない状態で、PayPayあと払いを利用したい人は、次の手順で設定できます。
①PayPayアプリを開く
②ホーム画面の「残高」を右へスワイプ
③PayPayカードの内容を確認
④「上記に同意して続ける」をタップ
⑤氏名や生年月日など入力
(PayPayの本人確認済みなら入力不要)
⑥リアルカードの必要性を選ぶ
(プラスチックカードが不要なら「発行しない」をタップ)
⑦口座引き落としの金融機関を選択→登録
⑧ホーム画面のバーコード下「残高→クレジット」にスワイプ(変更する)
上記の流れで、PayPayあと払いが利用できます。
PayPayカードを持っている
PayPayカードを持っている状態で、PayPayあと払いを利用したい人は、次の手順で設定できます。
①PayPayアプリを開く
②ホーム画面の「残高」を右へスワイプ
③PayPayカードの内容を確認
④「上記に同意して続ける」をタップ
⑤申込内容確認後「PayPayアプリに登録する」をタップ
⑥ホーム画面のバーコード下「残高→クレジット」にスワイプ(変更する)
上記の流れで、PayPayあと払いが利用できます。
Paypayあと払いの審査基準と審査時間
PayPayあと払いを利用するには、クレジットカードと同じ審査に通過しなくてはいけません。
正直、PayPayあと払いの審査は、他社のクレジットカードのサービスに比べると審査が緩いです。
とはいえ、信用情報機関へ照会するので、過去と現在の借入状況を確認します。審査基準は公式に公開していませんが、延滞した経験があっても審査に通過する人が居ます。
審査に落ちる人の特徴として、次のような原因が考えられます。
・PayPayあと払いの利用条件にマッチしていない
・現時点で、未払い料金がある
・過去に延滞や滞納を何度も繰り返している
・申込内容に嘘がある など
PayPayあと払いの審査は緩いとはいえ、返済能力を求めるので一定の条件をクリアしないといけません。
ある程度の項目をチェックしますが、PayPayあと払いの審査は約2分と早いので、請求額を翌月まとめて支払いたい人にはぴったりなサービスですよ。
PayPayあと払いの審査について、詳しくは下記ページでもお伝えしています。
Paypayあと払いを利用する注意点
PayPayあと払いといえば、買い物した支払いを翌月27日にまとめて決済できることです。
払込票を利用したコンビニ後払いサービスと違い、クレジットカードのようなサービスが魅力的!
ただし、利用するにはいくつか注意点があるので気をつけましょう。
・分割払いをすると手数料がかかる
・あとから「リボ払いから分割払い」に変更できない
・利用上限額は本人確認によって変動する
・滞納するとブラックリストになる など
PayPayあと払いを店頭で利用する場合、バッテリー切れや画面操作ができない端末だと、決済ができません。
また、一ヶ月の利用額をまとめて翌月支払うので、つい使いすぎてしまう人もいます。
他にも、PayPayあと払いにはデメリットがいくつかあります。詳しくは下記ページで紹介しているので、参考にしてくださいね。
Paypayあと払いが使えるお店
PayPayあと払いが利用できるお店は、他社の後払い決済サービスに比べると多くありません。
・PayPay加盟店(リアル店舗)
・Yahoo!ショッピング
・ヤフオク
・PayPayフリマ
他にも、PayPay決済を採用するオンラインショップやオンラインサービスで利用できます。
ただし、PayPayあと払い(現クレジット)に非対応のオンラインサービスは利用できないので気をつけてくださいね。
Paypayあと払いによくある疑問
PayPayあと払いを利用する前に、気になる疑問をまとめました。
PayPayあと払いの利用金額を上げる方法は?
PayPayあと払いの利用限度額は、本人確認をしているかで変わります。
本人確認をおこなわないと、利用限度額はいつまでたっても10万円。ですが、本人確認が完了すると、最大200万円です。
PayPayあと払いの本人確認の手順は?
身分証明証(マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書)の書類撮影で申請する、本人確認の流れをまとめました。
①PayPay画面の「アカウント」をタップ
②アカウント名の下「本人確認が完了していません」をタップ
③本人確認書類を選択
④国籍を選択
⑤マイナンバーカード・運転免許証で申請は「いいえ、暗証番号なしで申請します」を選択
⑥「申請をはじめる」を選択
⑦手順の流れに沿って書類や顔写真を撮影
⑧申込者の情報を入力→「次へ」タップを繰り返す
⑨利用目的を選択
⑩申請内容を確認→本人確認の申請完了
本人確認書類や顔写真の撮影をする時は、下記のコツを参考にしてください。
・明るい場所で撮影
・ピントを合わせる
・書類や顔以外のものを写り込ませない
・枠内に顔を近づける
・まばたきは控える
・メガネは外した方がいい
撮影方法によって申請できない場合があります。
NGが出た場合は、再挑戦してみてくださいね。
ソンドルカード 後払い
おサイフくんquicpayの後払いは審査なし?
バンドルカード 類似 後払い
ゲーム機のスイッチ・PS5を後払い ミライバライ・クロネコ・セイノー・GMO・ニッセン
ガソリンカード審査なし 後払い