paypay後払いのサービスが提供されてから、とても便利に思う人もいれば「paypay後払いの罠に引っかかった!」と目を疑うような口コミも見かけるようになりました。
普通に利用しているとトラブルがないように思えますが、実はpaypay後払いは気づかない罠がいくつかあります。
そこで今回は、paypay後払いを利用する前に知っておくべき罠やサービスを使う前の注意点について、詳しくお伝えします。
paypay後払いは罠?SNSや口コミの反応を調査
paypay後払いはメリットの大きなサービスに見えますが、使う人の環境によってデメリットに感じる部分がいくつかあります。
本当にpaypay後払いに罠はあるのか。半信半疑で知恵袋やSNSを調べた所、さまざまなトラブルに悩まされる人が続出していました。
罠です。
残高や他のクレジット払いにしたいのに、無理矢理使わせようとでもしているかのように初期画面が「あと払い」になるということからも罠なのは明確です。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12270585612
他にも「paypay後払いの罠に引っかかった」という口コミは多数ありました。
自分でpaypay後払いを利用したくて使っているなら、罠と感じる部分は少ないのですが、強引な宣伝のような形で使わされている人にとって迷惑に思う部分がいくつもあるようです。
実際に起っているpaypay後払いの罠を見る限り、メリットだらけのサービスとは言い難いですね。
そもそもpaypay後払いとはどんなサービス?
paypay後払い(paypayあと払い)は、ペイペイカードが提供するサービス。チャージなしで支払いができ、請求は翌月2日にまとめて1回払いでおこないます。
サービスを利用するには、PayPayカードやPayPayカードゴールドの契約が必要です。
請求額はPayPayカードやPayPayカードゴールドの利用料金と一緒。paypay後払いはpaypayカードのショッピング枠を使う形で買い物をします。
翌月まとめて登録した銀行口座から引き落としになるので、残高不足に気をつけなくてはいけません。
paypay後払いの罠と呼ばれる部分とは?
知恵袋やTwitter(X)では「paypay後払いは罠だらけ」という口コミを、たくさん見かけました。
具体的にどういった部分が罠と呼ばれているのか、詳しくお伝えします。
支払いが優先的に「paypay後払い」
PayPayの支払い方法が、優先的に「paypay後払い」になっていたという罠です。
PayPay残高を使っているつもりが、減らないことを不審に思い調べてみると後払い設定だったり、いつもの手順で支払いをした結果、自動でpaypay後払いだったりなど。
しっかり確認しないとpaypay後払いが優先になっている可能性があるので気をつけましょう。
請求書払いがpaypay後払いとPayPayマネーのみ
PayPayの請求書払いは、コンビニや銀行などに行くことなく、電気ガス水道や税金の支払いができる!とても便利ですが、支払い方法は「paypay後払い、PayPayマネー」のみなので気をつけなくてはいけません。
請求書払いはPayPay残高が使えると表記されていますが、周辺に注意書きとして「PayPayマネーのみ対象」と記載しています。
PayPayマネーとは、本人確認書類によって本人確認(eKYC)をした人が、一定のチャージ方法で利用できることをいいます。
チャージは、下記のみです。
・銀行口座
・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・ヤフオク!/PayPayフリマの売上金
PayPay残高の中で、唯一出金できますが、本人確認の手続きが必要なので手間がかかります。
自宅で請求書払いをしようとおもったのに、PayPayマネーライトなどの残高が使えず、仕方なくpaypay後払いにした人も多いでしょう。
後から「リボ払い→分割払い」に変更不可
paypay後払いの罠で度々見かけた意見が、後からリボ払いを分割払いにできないことです。
基本的にpaypay後払いを使う時は、支払決定前に自分で「一括払い、リボ払い、分割払い」の選択をしなくてはいけません。
paypay後払いの支払い回数の選択は、次の手順でおこないます。
1.アプリ内の「スキャン」でバーコード読み取り
2.「支払い方法」をタップ
3.「PayPayあと払い」を選ぶ
4.「支払い区分」をタップ
5.希望の支払回数を選ぶ
6.「今すぐ支払う」をタップ
「今すぐ支払う」の前に、選択できる支払い方法を選びます。
支払い回数の選択を無視すると、設定したままで決済するので気をつけなくてはいけません。
どうしてもリボ払いを止めたい場合は、PayPayカードの以下の方法で解決できます。
・「リボ残高おまとめ払い」の残高一括返済
・「リボお支払いコースの変更」で毎月の支払額を変更
後からリボ払いの変更不可は、paypay後払いの罠に感じますが、支払う前にしっかり確認すると回避できるので十分気をつけましょう。
滞納すると信用情報に傷がつく
paypay後払いはクレジットカードとサービス内容はほとんど同じです。
支払いが遅れたり支払いをせず放置したりすると、信用情報機関に記録され事故として一定期間残ります。
延滞や滞納をすると、新しくクレジットカードやローンを組む時に影響を与える可能性があります。
「知らないうちにpaypay後払いになっていて、銀行口座の残高不足で延滞になった」ということから、paypay後払いの罠とも呼ばれています。
クレジットカードとpaypay後払いはほぼ同じとはいえ、物理的な利用方法は違います。
・PayPayカードは「プラスチックカード」
・paypay後払いは「バーチャルカード」
どちらもまとめて支払うという決済方法は変わりませんが、使い方に大きな違いがあります。
paypay後払いが利用できない店がある
「利用できないお店があった!」というpaypay後払いの罠があります。
コード決済のシェア率No.1の「PayPay」。都市部だけではなく、地方の商店でも導入しているキャッシュレス決済なので、買い物してpaypay後払いを使うのは不自然ではありません。
ところが、paypay後払いは利用できるお店とできないお店が存在するのです。
paypay後払い利用OK | paypay後払い利用NG |
・PayPay加盟店(実店舗) ・Yahoo!ショッピング・PayPay加盟店(オンラインサービス) | ・PayPay残高限定の加盟店 ・PayPayマネー限定の加盟店 ・paypay後払い非対応のオンラインサービス |
paypay後払いが使える、使えないお店の見分け方は非常に難しいのが、「罠」といわれる部分でもあります。
例えば、次のようなお店やサービスでpaypay後払いは利用できません。
ドミノピザ、シャトレーゼ、コージーコーナー、不二家、イオン、ニトリ、業務スーパー、コストコ、ドンキホーテ、コスモ石油、出光、コメリ、メルカリなど
PayPay加盟店でも、PayPay残高限定やPayPayマネー限定のお店もあります。paypay後払いを使う前に、どの支払い方法に対応しているのかチェックしなくてはならず、時間と手間がかかるのは大きなデメリットでしょう。
また「paypay後払いが利用できる!」と買い物したのに、利用NG店で別の支払方法をしないといけないのはpaypay後払いの罠としか言いようがありません。
paypay後払いの利用は審査が必要
paypay後払いは審査に合格した人だけが利用できるサービスなので、コンビニ払いのように簡単な審査ではありません。
paypayカードが同時発行なので審査を受けるにはクレジットカードと同様の一定の条件をクリアした人だけです。
・日本国内に住んでいる
・高校生を除く18歳以上
・安定(継続)した収入
・勤続年数半年以上
・SMS認証可能の携帯電話を保有
利用しようと思ったのに対象外だったという人も多く、意外にもpaypay後払いの罠は初歩的な部分で引っかかる人がたくさんいるでしょう。
審査に通らない人は「メルペイスマート払い」がおすすめ
メルペイスマート払いとは、使った分を翌月まとめて後払いにできるサービスです。
アプリ「メルカリ」のサービスのひとつ!メルカリアプリで「メルペイスマート払い(翌月払い)」を申し込みすると、使った分を翌月後払いにできますよ。
バーチャルカードの発行でYahoo!ショッピングなどの通販やiD決済対応のお店でも後払いが可能です。
初めは1万円程度の後払いが可能ですが、条件次第で上限額がアップします。
審査が厳しく時間がかかる
paypay後払いはクレジットカードと同じ審査なので、時間がかかります。
paypay後払いの審査時間は、平均5時間位です。長い場合は、2~3日かかります。
急いでいない時は良いですが、急いで使いたい時はイライラしてきます…。
また、paypay後払いは高額な支払いも可能なので、クレジットカードと同じく審査で勤務先情報などをチェックします。必要な項目が多いので、入力に時間がかかるのもデメリットでしょう。
当然、信用情報機関へ照会もするので過去に延滞や滞納していた人は、完済から最低5年はブラックリスト者として記録が残り、審査通過が難しくなります。
信用情報機関とは
信用情報機関とは、paypay後払いなどのクレジットカード会社や信販会社、銀行などの金融機関が加盟している機関で、利用者の信用情報を保有しています。信用情報は、利用者の過去の借り入れや支払い状況などの情報が登録されており、金融機関は、この信用情報をもとに審査を行い、融資やクレジットカードの利用を判断しています。
信用情報機関は、以下の3つが指定されています。
- 日本信用情報機構(JICC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
信用情報機関は、利用者の信用情報を保護するために、以下のような取り組みを行っています。
- 利用者の同意を得ずに信用情報を開示しない
- 信用情報を正確に保管する
- 信用情報を不正に使用しない
信用情報機関の信用情報は、以下の情報を含みます。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- 年収
- 過去の借り入れや支払い状況
- 異動情報
異動情報とは、過去に支払いの遅延や延滞、債務整理などの事実が登録されていることです。信用情報に異動情報が登録されている場合、審査に通過しづらくなる可能性があります。
信用情報機関の信用情報は、本人が開示請求することができます。開示請求には、手数料がかかります。
信用情報機関の開示請求
信用情報機関の開示請求とは、信用情報機関に保有されている自分の信用情報を、本人が請求して取得することです。
信用情報機関は、クレジットカード会社や信販会社、銀行などの金融機関が加盟している機関で、利用者の信用情報を保有しています。信用情報は、利用者の過去の借り入れや支払い状況などの情報が登録されており、paypay後払いなどの金融機関は、この信用情報をもとに審査を行い、融資やクレジットカードの利用を判断しています。
信用情報機関の開示請求は、以下の場合に行うことが一般的です。
- 自分の信用情報を確認したい場合
- クレジットカードやローンの審査に通過できなかった理由を知りたい場合
- 信用情報を改善するために、異動情報を確認したい場合
信用情報機関の開示請求は、信用情報機関のウェブサイトから行うことができます。開示請求には、手数料がかかります。
信用情報機関の開示請求の流れは、以下のとおりです。
- 信用情報機関のウェブサイトから、開示請求書をダウンロードします。
- 開示請求書に必要事項を記入します。
- 開示請求書に必要書類を添付します。
- 信用情報機関に開示請求書を郵送します。
- 信用情報機関から信用情報が開示されます。
信用情報機関の開示請求は、30日以内に開示されます。
信用情報機関の開示請求で取得できる情報は、以下のとおりです。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- 年収
- 過去の借り入れや支払い状況
- 異動情報
信用情報機関の開示請求は、自分の信用情報を把握するために必要な手続きです。信用情報に異動情報が登録されている場合、異動情報の原因を解消し、信用情報を改善してから、クレジットカードやローンの申し込みを行うことをおすすめします。
信用情報機関の開示請求に関する注意点は、以下のとおりです。
- 開示請求には、手数料がかかります。
- 開示請求書は、信用情報機関のウェブサイトからダウンロードすることができます。
- 開示請求書に必要事項を記入する際は、間違いがないように注意しましょう。
- 開示請求書に必要書類を添付する際は、期限までに郵送するようにしましょう。
信用情報機関の開示請求は、本人しか行うことができません。代理人が行う場合は、委任状が必要です。
paypay後払いの申し込みは、次の方法でおこないます。
- STEP.1準備
paypay後払いの申し込みをスムーズに終わらせるために、次の書類を準備しておきましょう。
・本人確認書類
・支払口座の情報
・勤務先がわかる書類本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードです。paypay後払いの引き落としできる銀行は、全国にあるすべての金融機関ではありません。
詳しくは、paypayの公式サイトから確認してください。
- STEP.2申し込み
アプリからpaypay後払いの申し込みをしましょう。
①アプリ「paypay」を開く
②QR/バーコードの右下の「残高」を右にスワイプ
③「上位に同意して続ける」をタップ
④必要事項を入力
⑤ホーム画面の「残高」をスワイプ→『クレジット』に変更ホームの支払画面が、赤色から青色に変わるとpaypay後払いの設定が完了です。paypay後払いは申し込みが必要なので、利用する前に登録しておきましょう。
paypay後払いの登録ができない
paypay後払いは、状況によって登録できない場合があります。
・複数のアカウントを登録
・必要な初回登録をしていない
・paypayとpaypayカードの本人情報が異なるなど
原則、paypay後払いの契約は1人1つです。複数のアカウントを使ってpaypay後払いを使うことができません。
また、paypayカードを発行してpaypay後払いの利用を考えている人は、カード受け取り後に必ず必要な初回登録をしなくてはいけません。
一見デメリットに見えますが、登録ミスや確認不足によってpaypay後払いを利用できない可能性があるので一度チェックしてみてくださいね。
本人確認の有無で上限額が変わる
paypay後払いには利用上限があり、本人確認を済ませたかによって変わります。
本人確認 | 過去24時間 | 過去30日感 |
まだ | 2万円 | 5万円 |
済み | 25万円 | 25万円 |
利用上限の最大は25万円までですが、本人確認を済ませずにpaypay後払いを利用すると、利用できる金額が一気に下がります。
本人確認は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を使い、paypayアプリで登録できます。運転免許書であれば最短2分で申請が終わります
paypay後払いだけ解除はできない
PayPayアプリ内の「あと払い」だけを削除、解除することはできません!
paypay後払いは、PayPayカードの解約をしないと、削除や解除できない仕様です。基本的にPayPayカードとpaypay後払いは繋がっていると思って使いましょう。
PayPayアプリを使っていると、支払い方法にpaypay後払いがあると残高払いと勘違いする場合があります。PayPay残高とpaypay後払い、2つのサービスが間違わないように、アプリ内でわかりやすい仕様にしています。
PayPayアプリの支払い時、画面の色で判断できます!
・赤色(PayPay残高)
・青色(paypay後払い)
PayPayカードの解約を考えていないなら、paypay後払いをアプリ内で使わないようにするには、画面の色を基準にしましょう。
paypay後払いの登録でカード番号がわかる
PayPayカードの番号やセキュリティーコードの確認は、paypay後払いの登録をしないとわからないのも罠のひとつです。
旧カードのYahoo!カードだった時は、カード番号やセキュリティー番号が記載してありました。PayPayカードに変わってからセキュリティ対策の一環でナンバーレス仕様へ。
クレジットカード番号を確認する時は、PayPayアプリの後払いから確認しないといけません。
「カード番号をチェックするのに、paypay後払いの登録必須は罠だ!」と思いますが、paypay後払いを利用してなくても確認方法はあります。
1.Webサイト「PayPayカード会員メニュー」を開く
2.「カード番号・ご利用可能額」をタップ
3.SMS認証/生体認証をおこなう
PayPayカードを作る時、PayPayアプリで入会した人はアプリのみ確認できます。
バッテリー切れは利用NG
paypayはバーコード決済なので、スマホの画面を立ち上げてお店にQRコードやバーコードを見せないと、決済できません!
そのため、paypay後払いもスマホアプリをバッテリーが無くなって電源が入っていない利用できないのです。充電がなくなったり充電が残り数%の時は、アプリを立ち上がらないので決済できなくなります。
電波が悪いと利用できない
電波が悪いと決済ができないのでpaypayアプリで後払いだけでなく決済することができません。
その為、同時発行のpaypayカードを持ち歩いたほうが安心です。
paypay後払いが使えなかった実体験
田舎のスーパーで、20%還元のキャンペーンを実施!
「これは利用するしかない!」と思いたくさん買い物をしたのですが、私が契約していたスマホの電波が悪く使えませんでした。
20%オフだからと普段買わないような物までカゴに入れたのに、レジで使えなかった時の絶望感は未だに忘れる事ができません。
正確には、商品を選んでいる間は電波があったのですが、レジについた途端、電波がなくなりました。折角のチャンスだったのに使えなかったのは、paypay(ペイペイ)後払いの大きなデメリットです。
7/20からストアスキャンのオフライン決済が可能になりました
回線速度が遅い場合やオフラインの場合にpaypayアプリで「オフライン支払いモード」が表示されるのでコード決済画面を読み取ってもらう「ストアスキャン方式」でオフライン決済が可能になりました。
お店に設置してあるコードを自分のスマホで読み取る「ユーザースキャン方式」ではオフライン決済ができません。
条件は1回の決済は最大5,000円で1日2回までとなり、ユーザーの保有している「PayPay残高」が上限金額となります。
また、paypayの決済音も鳴りません。
キャンペーン中は通信障害が起きやすい
paypayはよく特典やキャンペーンを実施しているので、お得な期間中は利用者が急増するので通信障害が起こることがあります。
・paypay本人確認で全額キャッシュバック
・paypay新規入会&3回利用で最大5000ポイントなど
paypayアプリ自体を開くことができず、paypay後払いが使えないのは罠でデメリットでしょう。
ただし、キャンペーン中の通信障害はペイペイだけではありません。他のキャッシュレス決済も同様のトラブルが起きやすいので、万が一に備えて他の決済方法も備えておくと安心です。
現金を借りたい場合は少し時間がかかる
PayPayにはキャッシング機能があり、現金を借りる事が可能です。
キャッシングでお金を借りたい場合は、審査完了後にメッセージボックスに通知が届きます。通知が届いた翌々日からキャッシングサービスの利用が可能です。
手続きは、ペイペイアプリか会員サイトからできます。急いでいる場合はカードローンが早く、金利が安い可能性もあります。
滞納すると信用情報に傷がつく
paypay後払いはクレジットカードとサービス内容はほとんど同じです。
罠というか当たり前の話ですが、支払いが遅れたり支払いをせず放置したりすると、信用情報機関に記録され事故として一定期間残ります。
延滞や滞納をすると、新しくクレジットカードやローンを組む時に影響を与える可能性があります。
「知らないうちにpaypay後払いになっていて、銀行口座の残高不足で延滞になった」ということから、paypay後払いの罠とも呼ばれています。
クレジットカードとpaypay後払いはほぼ同じとはいえ、物理的な利用方法は違います。
・PayPayカードは「プラスチックカード」
・paypay後払いは「バーチャルカード」
どちらもまとめて支払うという決済方法は変わりませんが、使い方に大きな違いがあります
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いは要注意
2023年9月1日から、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージが、2回目から2.5%の手数料が導入されます。
チャージ1回目は、現在同様に手数料無料で利用できます。
ソフトバンクやワイモバイルユーザーで、まとめて支払いを利用してペイペイを利用している人は要注意です。
paypay後払いの利用明細は最大24ヶ月まで
paypay後払いの利用明細書は、最大24ヶ月分までしか保管されていません!それ以上の明細書が必要な人は、都度スクリーンショットを取って保存しましょう。
利用明細書は、アプリ「paypay」の後払い項目にある「利用明細」で確認できます。
paypayカードを使っている人は、paypay後払いと一緒に明細書を確認できますよ。
paypay後払いが自動設定
paypay後払いは設定方法によって、優先順位が一番の支払い方法になっている場合があります。
paypayにチャージして利用しようとしたのに、自動でpaypay後払いの支払いになっていて、お金を集めてチャージした分がムダになる人もいるでしょう。
勝手にpaypay後払いに設定されるのは、デメリットでしかありません。次回も同じトラブルが起こらないように、支払いの優先順位を確認しておくと安心です。
2023年8月1日から表記変更
2023年8月1日から、paypay後払いの表記が変わります。
・ミニアプリの表示名が「PayPayカード」へ
・支払い方法の表示がPayPayあと払いから「クレジット」へ
表示名は変わりますが、paypay後払いのサービス内容は今までと変わりません。
ポイ活注意!ポイント付与対象外あり
paypay後払いからPayPay残高へチャージできますが、ポイント付与はありません。
PayPayをフル活用してポイ活中の人は要注意!
また、チャージ金額には利用限度額があり、paypay後払い(一括のみ)からチャージはできないので、利用前に気をつけましょう。
「請求書払いの支払い予約」は一回払いのみ
paypay後払いで請求書払いの支払い予約をする場合、支払回数は「一回払いのみ」です。
請求書払いの支払い予約とは、PayPay対応の請求書の支払いを、指定した日に支払いができるサービスです。
予約した支払日にPayPayが自動で決済をしてくれるので、「給料日が過ぎてから」や「ボーナスが支給されてから」など自分の都合で予約できます。
PayPayの「請求書払いの支払い予約」は便利ですが、請求書によってはサービスを利用できない場合があるので気をつけましょう。
請求書払いにポイントが付かなくなった
2023年4月から、paypay後払いはポイント付与の対象外です。
2022年3月まで、固定資産税を納付するとポイントが還元されました。
今まではpaypay後払いで支払った金額の0.5%付与。さらに、一定の条件を満たした場合は、最大1.5%が還元されました。
それが、現在はpaypay後払いで請求書払いをすると、ポイントが一切付きません!ポイ活中の人は大きなデメリットです。
paypayポイントはつきませんが、paypayステップは対象になるので、別な方法でポイントアップを目指しましょう。
リボ払いや分割払いは手数料がかかる
paypay後払いは請求書払いに限り、分割払いが可能です。翌月1回払いなら手数料無料ですが、分割払いを選ぶと手数料が発生します。
支払回数 | 支払期間 | 実質年率(%) | 利用代金100円あたりの手数料(円) |
3回 | 3ヶ月 | 12.19 | 2.04 |
5回 | 5ヶ月 | 13.49 | 3.40 |
6回 | 6ヶ月 | 13.85 | 4.08 |
10回 | 10ヶ月 | 14.57 | 6.80 |
12回 | 12ヶ月 | 14.73 | 8.16 |
15回 | 15ヶ月 | 14.87 | 10.20 |
18回 | 18ヶ月 | 14.93 | 12.24 |
20回 | 20ヶ月 | 14.95 | 13.60 |
24回 | 24ヶ月 | 14.95 | 16.32 |
30回 | 30ヶ月 | 14.90 | 20.40 |
36回 | 36ヶ月 | 14.81 | 24.48 |
48回 | 48ヶ月 | 14.60 | 32.64 |
請求書払いに限り、paypay後払いの分割払いは48回までできます。手数料がかかってしまうので、一括払いよりも総額が高くなりますが、家計に余裕ができるのでバランスを考えて利用しましょう。
家族カードでpaypay後払いの登録NG
残念ながらpaypay後払いは家族カードの登録ができません。
paypay後払いで支払いをすると、翌月27日にPayPayカードの利用分と一緒に指定した銀行口座から引き落としされます。
PayPayカードの家族カードを使っていて、paypay後払いを利用したい時は「本会員として登録」が必要です。
paypay後払いにしたらいつもより使いすぎてしまう
paypay後払いは、しっかり管理しないといつもより使いすぎる可能性があります。「使いすぎてしまう」理由は、paypay後払いならではの特徴があるからです。
・チャージ不要で買い物ができる
・支払いは翌月まとめて
・限度額は最大200万円
paypay後払いは、状況によって利用上限が違います。
本人確認 | 過去24時間 | 過去30日間 |
完了 | 最大50万円 | 最大200万円 |
未完了 | 最大10万円 | 最大10万円 |
チャージしながら会計をするのと違い、paypay後払いは翌月まとめて支払うスタイル。自己管理ができないと、予定以上に使ってしまいます。
利用上限があるので、大きな罠に引っかかるといえませんが、本人確認が完了した人は利用上限額が最大200万円なのでまとまった請求が来る可能性があります。
使いすぎが心配な人向けに「利用可能額の設定」をできるので、paypay後払いの罠に引っかからないために対策をしましょう。
決済方法がお店によって違う
paypay後払いの方法が、お店によって仕様の違いがあるのはデメリットです。
・QRコードを店員に読み込んでもらう
・QRコードを自分で読み取り決済する
QRコードを読み込むタイプは「ストアスキャン方式」で、店員さんにバーコードを見せるだけでOK!コードを店員さんにスキャンしてもらうだけで決済が終わるので楽です。
でも、小さいスーパーや商店などのお店は、QRコードを自分で読み取りするタイプ「ユーザースキャン方式」が多く、決済完了までとても手間がかかります。
①レジ付近のQRコードをスマホで読み取る
②決済金額を自分で入力
③決済金額が合っているか店員に見せる
④確認後、決済ボタンを押す
paypayアプリに自分で支払い額を入力して、その金額が合っているのかレジに確認をしてもらう。そこでOKなら決済ボタンを押すのですが、この一連の流れがとても手間がかかるので、なかなかめんどくさいです。
手軽に支払うためにpaypay(ペイペイ)後払いを使っているのに、決済完了まで時間がかかるのはデメリットです。
総量規制がある
クレジットカードのショッピング枠には総量規制がありませんが、キャッシングには総量規制があるので年収の3分の1しか借りる事ができません。
もし、他社からキャッシング中の人がpaypayでお金を借りる時は、総量規制に引っかからないか確認しましょう。
paypay後払いには罠だけではなくメリットもある!
一見、paypay後払いは罠がたくさん仕掛けられているように見えますが、実際はメリットもあります。
使い方によっては、paypay後払いの支払い以外で損をする人もいるでしょう。
paypay後払いは罠だらけとは真逆のメリットとは、一体どんな部分なのか詳しくお伝えします。
キャンペーンが凄い
PayPayは放映中のCMやアプリ内の情報を見てわかるように、とにかく特典やキャンペーンが豊富です!
中でもおすすめしたいのが、不定期の地域限定キャンペーン!買物金額の20%還元など、町おこしのようなお得なキャンペーンが魅力的です。
普段は高くて購入できない商品も20%還元だと買いだめできるのでとてもお得です。
paypay後払いの還元率は最大1.5%
paypay後払いを利用すると、ポイント還元率が最大1.5%にアップ!
・0.5%(基本還元率)
・0.5%(あと払い利用特典)
・0.5%(特典※1)
最後のプラス0.5%の特典は、次の条件をすべて達成した人のみです。
・PayPayアプリかPayPayカード(paypay後払い)を利用
・300円以上の決済を30回以上
・決済金額の合計10万円以上
PayPay残高払いで支払いをすると最大1%ですが、paypay後払いにするだけで「+0.5%」上乗せでゲットできるチャンスがあります。
効率よくポイントを貯めたい人は、見逃せないメリットではないでしょうか。
年会費や一回払いの手数料無料
paypay後払いの年会費や手数料は無料です。
手数料に関してはpaypay後払い一回払い(一括払い)のみ無料で、分割払いやリボ払いなどは手数料がかかります。
またPayPayカード(ゴールド)を利用している人は、年会費11,000円かかります。
通常のpaypay後払いは年会費や手数料は一切ないので、ムダなコストをかけずに利用できます。
paypay後払いはチャージなしで利用
PayPayといえば、決済前に残高を確認してから使うのが一般的な方法。残高を確認しないと会計時に「PayPay残高が不足していて使えない!」とパニックになります。
paypay後払いならチャージすることなく支払いができます!
今までのPayPayと違って、paypay後払いなら残高を気にせずスマートに支払えるのは大きなメリットです。
公共料金などの請求書払いが後払いで払える
paypayは税金やコンビニ後払いなどの請求書払いに対応!
公共料金や税金の支払いがPayPayに対応しているものに限りますが、paypay残高(paypayマネーのみ)とpaypay後払いで支払いができます。
paypay_IOSpaypay_android財布を持ち歩かなくても決済OK
paypay後払いは、スマホ1台持ち歩くだけで決済できます。
財布を持ち歩きたくない人、スマートな支払いをしたい人にはぴったりな支払い方法です。paypay後払いはチャージなしで決済できるので、「残高不足で使えない!」という心配がありませんよ。
おサイフケータイ非対応のスマホでも使える
paypay後払いは、コード決済のキャッシュレス決済です。おサイフケータイに対応していない端末でも、paypayアプリをダウンロードして、paypay後払いの登録をすると利用できます。
タッチ決済のID決済やクイックペイ、nanacoなどは、おサイフケータイ対応の端末でないと使えません。paypay後払いアプリはおサイフケータイ非対応のスマホでも使えるので、スマホの機種変をする時も選べる種類が豊富です。
ペイペイ後払いのデメリット対策に「PayPayカード併用」がおすすめ
paypay後払いのデメリットをカバーしたいなら、paypayカードとの併用使いがおすすめです。
ペイペイ後払いを申し込むと、PayPayカードのバーチャルカードが発行されます。プラスチック製のカード発行も可能で、申し込みからカードが届くまで1週間から10日程かかります。
クレジットカードブランドは「JCBのみ」ですが、paypay後払いのみではデメリットが多いので、2つのサービスを使い分けするのがおすすめです。
paypayカードのメリット
paypayカードを発行することで、次のようなメリットを得られますよ。
2回払いまで手数料無料
基本的にpaypayカードは、1回・2回払いの手数料無料です。paypay後払いは2回払いは有料なので、2回払いで決済したいならPayPayカードのお支払いがお得です。
加盟店が多い
paypay後払いが利用できるお店やサービスは拡大していますが、paypayカードに比べると少ないのがデメリット。
さまざまなお店でpaypayを使う人は、paypayカードの方が利用できるお店が多いのでおすすめです。
paypayカードはpaypay加盟店よりも対応しているお店が多く、小さいお店以外のほとんどのお店でクレジットカードが利用できます。
クイックペイに登録するとカードレス
PayPayカードはApple Payに登録可能です。登録するとIphoneのスマホでクイックペイやタッチ決済ができます。
クイックペイの利用手数料は無料なので、クレジットカードを持って歩きたくない場合におすすめ!
クレジットカードでのお支払いよりは使用可能な店舗が減りますが、paypayと併用する事で使えるお店が増えます。
残念ながら、androidは利用できません。
Suicaにチャージして利用も可能
Suicaにチャージして利用も可能!
androidを使っているなら、Suicaも併用すると決済できるお店が増えます。
ポイント
paypayはポイントがもらえる特典やキャンペーンが豊富!
入会時のキャンペーンや電気代などの支払いでもポイントが貯まるのでお得ですよ。ポイ活中の人は見逃せません。
電波が無くても安心
paypay後払いは電波がないと利用できないのがデメリット。でも、paypayカードはプラスチック製のクレジットカードなので、通信障害に関係ありません!
タッチ決済としてpaypayカードを登録できるクイックペイも、電波が無くても利用できます。今まで、ペイペイのキャンペーンのように障害トラブルに遭遇した事がないので安心です。
クレジットカードのデメリット
paypayカードを発行することで、次のようなデメリットがあります。
税金を支払う場合は手数料が発生する場合がある
クレジットカードで税金を支払いする場合、手数料が発生します。せっかくキャッシュレス決済をしているのに、手数料のせいで損をするので、あまり利用したいと思わないです。
税金を払う場合は、paypayアプリが便利です。
paypay(ペイペイ)後払いにはデメリットもありますが、paypayのキャンペーンはお得なのでお得に利用するならクレジットカードも両方持っていた方がいいでしょう。
PayPay後払いとPayPayカードの違い
PayPay後払いのサービス情報を見ていると「これも罠?」と思う部分ありませんか?
実際に罠なのか、ただの勘違いなのか…、果たしてどっちなのかよくある疑問を調査しました。
PayPay後払いとPayPayカードの利用可能額が違う
PayPay後払いやPayPayカードのいずれかを使った時、利用可能額が違う場合があります。
例えば、PayPay後払いを使ったのにPayPayカードの利用可能額が少なくならないなど。
お互いのサービスを利用した情報は、管理画面へ反映されるまで時間がかかります。罠と勘違いしがちですが、情報反映の時差なので大きなトラブルではありません。
PayPay後払いとPayPayカードの利用可能額が違う時は、時間をおいてもう一度確認してみましょう。
PayPay後払いがPayPayカードと使える店が違う
PayPay後払いはPayPayカードと同じような仕組みで支払いをしますが、利用できるお店が違います。
・PayPay後払いは「PayPay加盟店」
・PayPayカードは「クレジットブランド加盟店」
paypay後払いはPayPay加盟店ならどこでもOKではありません。次のようなお店は、paypay後払いの利用はできないので気をつけましょう。
・PayPay残高限定、PayPayマネー限定の加盟店
・paypay後払いに対応していないオンラインサービス
PayPayカードはクレジットカードなので、VisaやJCBなどのブランド加盟店で利用できます。
2つのサービスは混同しがちですが、利用できるお店が違うので、ある意味「罠」といえるでしょう。
まとめ
paypay後払いの罠は「知らなかった!」という部分が大半で、残りは自分の管理体制が関係しています。
PayPayは利用しやすさを考えて、さまざまなサービスを提供しています。paypay後払いも使いやすさを考えたサービスのひとつですが、不定期で仕様の変更をしているので、罠にひっかからないためにも利用条件などの情報をしっかりキャッチしておきましょう。
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