マエカリ後払いの種類
1. コンビニ後払い(請求書払い)
- 商品を先に受け取り、同封または別送される請求書でコンビニや銀行から支払う方式。
- 例:NP後払い、スコア後払い、クロネコ代金後払い
- ネット通販やカタログ通販で多い。
2. スマホアプリ型後払い
- アプリやスマホ決済サービスが提供。翌月一括や分割に対応。
- 例:メルペイスマート払い、PayPayあと払い、楽天ペイあと払い、au PAY カード払い(あとからリボ/分割)
3. クレジットカードの後払い
- 通常のカード利用も「後払い」の一種。翌月まとめて口座引落し。
- リボ払いや分割払いに変更も可能。
4. BNPL(Buy Now, Pay Later:後払い決済サービス)
- ECサイトでの購入時に利用。クレカ不要でも使えることが多い。
- 例:atone(アトネ)、Paidy(ペイディ)、バンドルカード ポチっとチャージ
- Amazonやアプリ課金でも導入されることあり。
5. 公共料金・サービス利用の後払い
- タクシーアプリ(DiDi・Uber)、フードデリバリー(Uber Eats×Paidyなど)、携帯料金なども「後払い」方式。
6. 専用カード型の後払い
- プリペイドやデビットに「後払いチャージ」機能を持たせたもの。
- 例:バンドルカード(ポチっとチャージ)、ultra payカード「ミライバライ」
👉 まとめると、
- ネット通販系(NP後払いなど)
- アプリ・スマホ決済系(メルペイ・PayPayあと払いなど)
- BNPL専用サービス(atone・Paidyなど)
- カード系(クレジットカード・バンドルカードなど)
に大きく分類できます。
マエカリ後払いの審査
後払いは「商品やサービスを先に受け取って、後から支払う」仕組みなので、利用者がきちんと支払えるかどうかを確認するために、ほとんどのサービスで審査があります。
ただし、サービスごとに審査の内容・厳しさが異なります。
🔹後払いの審査内容
1. 与信審査(信用チェック)
- 氏名・住所・電話番号・生年月日などから
過去の支払い遅延や債務整理の記録がないかを確認。 - 信用情報機関を直接参照しないケースも多い(簡易スコアリング)。
2. 利用実績のチェック
- 以前にそのサービスで支払い遅れがあると、次回審査で落ちやすい。
- 同じ後払い決済会社を利用する他の通販サイトでも影響が出ることがある。
(例:NP後払いを使って滞納 → 他のショップのNP後払いも使えなくなる)
3. 利用金額の制限
- 初回は少額から(上限 3,000円~1万円程度)。
- 支払い実績を積むと、徐々に利用可能枠が上がる。
🔹サービスごとの審査の特徴
- コンビニ後払い(NP後払い・スコア後払いなど)
→ 比較的ゆるめ。短時間で審査結果が出る。延滞歴があると利用不可。 - BNPL(Paidy、atone など)
→ 本人確認あり。スマホ番号やメールアドレスの一致確認。
分割払いを利用する場合は、信用情報機関を参照することもある。 - メルペイスマート払い・PayPayあと払いなどスマホ決済
→ 利用履歴・支払い状況に応じて枠が決まる。長期滞納で強制停止の可能性あり。 - クレジットカード
→ 申し込み時に信用情報機関を使った本格的な審査。勤務先や収入も確認される。
🔹審査に落ちる主な理由
- 過去に同じサービスで 滞納や延滞 がある
- 携帯番号や住所が正しくない(本人確認できない)
- 短期間で複数の後払いを申し込みすぎている
- 信用情報に傷(長期延滞、債務整理、自己破産など)がある